気になるPM2.5

【PM2.5に発がん性あり】

10月17日WHO(世界保健機関)の専門機関、化学物質などの発がん性を研究している国際がん研究機関(IARC)は発がん性5段階リスク評価を公表。それによると大気汚染そのものが発がん性を有すると初めて認定、さらに日本への飛来でも問題になっている微小粒子物質「PM2.5」についてもアスベスト・コールタール・喫煙などと同等に発がん性がある最も危険な「グループ1」に分類したと発表した。IARCは2010年の大気汚染を原因とする肺がんの死者を世界全体で約22万人と推計。特に中国など急速な工業化が進む広範囲な地域で大気汚染が深刻化しており早急な対策が必要だと指摘した(読売新聞)。

 

【中国の日常化した異常な大気汚染状況】

中国環境保護省は昨年末の「PM2.5による健康被害報告書」の中で2010年の1年間に「PM2.5」が原因で死亡した人の数が北京・上海・広州で約7000人と算定。また同年大気汚染が原因となって寿命を縮めたと思われる人が約123万人に上ると公表した。(その内訳は脳血管疾患によるもの、約60万人、慢性閉塞性肺疾患が約20万人、虚血性心疾患(心筋梗塞など)約28万人と報告されている)

 

【大気汚染深刻化の要因】

 

1:「世界の工場」と変質した中国、その経済成長重視政策

1993年~2013年のこの21年間の平均実質経済成長率は中国:日本=10%:0.8% 。日本の約12倍。

 実質経済成長率の推移 - 世界経済のネタ帳

 

2:激増する自動車数に伴う排気ガス汚染とその対策の甘さ

中国自動車工業協会は今年1月、2012年および2013年の自動車市場分析予測会議を開催しました。そこで発表された自動車国内販売予想数は2013年は2605万台とし、(2012年現在中国における登録自動車数は7800万台を超えていることから(日本は7300万台))2013年末までに1億台に近い数になると予想しています。(なお、中国国内の自動車保有台数については2012年6月現在1億4000万台とも報告されています。これは無登録の自動車が存在していることを意味しています。数値のあいまいさはありますがここでは中国自動車工業協会の発表数値を参考にしています)

2005年時点で中国の自動車保有普及率100人に対して4台。日本は60台、米国は80台で日本に比べて1/15、米国に比べて1/20でした。中国の自動車普及率が日本並みになれば保有台数は7億5千万台、米国並みになれば10億台。世界の総保有台数は約9億5000万台ですから中国一国だけで現在の世界の保有台数を超える時が確実視され、中国国内にある外資系の会社も含め100社以上の自動車メーカーは自動車市場の拡大にしのぎを削っています。問題は自動車の排気ガス対策です。高級車は別として、先進国に比べその排気ガス対策は非常に遅れまた使用されるガソリンも品質が劣っているため急激な自動車普及に伴い排気ガスによる大気汚染が社会問題になりましたが、この10年間さして改善されることもなく日常化しています。

 

3:暖房用劣化石炭の使用・伝統的焼畑の煤・ばい煙・黄砂の影響

中国政府は一般庶民の暖房用に石炭を配給しています。寒い季節を迎えると一斉にこの石炭が各家庭で使用されます。また、秋の収穫期を終えた農村部では焼畑も行われます。これらの煤やばい煙、砂漠の砂などが偏西風に乗って中国沿岸部の巨大工場地帯に運ばれ、そのばい煙や自動車の排気ガスと混ざり合い、劣悪な大気汚染現象を生じさせています。

 

先日、黒竜省ハルピンで大気汚染度を示す大気質指数が500を振り切り「計測不能」・「PM2.5」の濃度が900㎍/㎥を記録(日本基準は35㎍/㎥)・視界約10メートルという都市機能マヒに陥った写真が公開されました。

 

【大気汚染の中のハルピン】

http://www.afpbb.com/articles/-/3001818

 

この写真は例外的なものではありません。

先にみたように2010年の1年間に「PM2.5」が原因で死亡した人の数が北京・上海・広州で約7000人と算定。また同年だけで大気汚染が原因となって寿命を縮めたと思われる人が約123万人に上る(その内訳は脳血管疾患によるもの、約60万人、慢性閉塞性肺疾患が約20万人、虚血性心疾患(心筋梗塞など)約28万人)と公表された内容を裏付けるものです。

 

中国の大気汚染の異常さは日常化しています。大気汚染対策に乗り出した中国政府ですが、その効果が表れるのはかなり遠い将来でしょう。それまでは中国や韓国の人も含めて我々日本人も「PM2.5」や大気汚染にさらされることは覚悟しなければなりません。

 

「PM2.5」がマスクを通り抜け気管支や肺胞に付着し、あるいは血液中に取り込まれ身体をめぐり、様々な疾患を誘発するとわかってきました。「PM2.5」が細胞内に付着あるいは浸入してくるのは防ぎようがないとしても、細胞液・体液内でそれを吸着し「PM2.5」を排出できないものでしょうか。

私はできると思います。

「ミドリ18」の吸着作用です。

μ単位の「ミドリ18」の微粒粉末は「多孔質」が保たれています。

これは生命体の体液中のウイルスや細菌類・異常物質を吸着し排出する働きです。

この働きについては「活性石の科学的分析」で説明していますが、この「ミドリ18」のもつ「吸着作用」こそ体内に浸入してきた「PM2.5」が引き起こす様々な疾病の最終予防手段として最適ではないかと考えています。

 

これから寒い季節を迎えます。

インフルエンザ対策も考えねばなりません。

鳥インフルエンザも中国では克服されたわけではありません。

8月にも鳥インフルエンザ患者が見つかっています。

「PM2.5」・インフルエンザと厄介な問題ですが、本格的な流行時期に備えて「手洗い・うがいの励行」「乾布摩擦」など今の内から習慣づけて抵抗力も高めておきたいものです。