活性石と植物たち

 

 

【活性石とリンゴの木

 

1986年、朝日新聞(長野版)に次のような見出しの記事が掲載された。

 

以下引用抜粋

 

『リンゴの枝幹病害でもっとも恐れられ、治療が難しいとされてきた腐乱病が細かく砕き、パウダー状にした八種類の天然石で治った。塩尻市大門二の塩野崎悦朗さんが約七年間かけて研究を重ねてきた「活性材」と呼ばれるもので、これを使い散布実験をした同市内の果樹園主も「重病であきらめていた園内のリンゴがすべて完治した」と驚く。

腐乱病は空気中に浮遊する糸状菌が原因。木から木へと空気伝染し枝や幹の樹皮から侵入、放置すると一年で木が枯れてしまう。

「活性材」の散布実験をした同市のS.Tさんは腐乱病で果樹園が壊滅状態に追い込まれ、10アールあった園は大半が枯れ、切り倒し、残った3アールのうち、8本も腐乱病に侵されていた。

 

散布実験を始めたのは四月。まず、果樹園の地面に活性材をまいた。開花期の終わりに近い五月から七月までに3回、既製の消毒薬を混ぜた活性材水溶液を散布した。効果は10日ほどで現れ、年中起きていた枝枯れが出ない。三ヶ月後には、樹皮の肉質が大きく盛り上がるカルス形成が進み、八本とも病気が治ったことが確認された。これまでの防除法としては年十二回の薬剤散布のうえ病気の早期発見のための入念な監視が必要。

それでも発病は防ぎきれず、発病したら、すぐに患部を切除し、焼却処分にするなど手間が面倒で農家泣かせだったが、活性材だと散布も三回で済む。

 

塩野崎さんが開発した活性材の八種類の原料石は県外の山で採取された天然石、数年前から調合を繰り返し、自宅の庭木で試していたが、樹精が強まるなど特殊な効果があるに気づいていた。塩野崎さんは「なぜ腐乱病が治るか分からないが、性質が違う石がお互いに作用しあい、細胞にある種の活力を与えるのではないか」と話している。

県果樹試験場によると「腐乱病は糸状菌が侵入してから発病するまでの潜伏期間が一年以上と長いが・・・カルスが形成された

ことから見て治療効果があったことは間違いない」と認めている。

 

「活性材」の散布実験をしたS.Tさんのリンゴ園は現在でも全く、腐乱病を寄せつけていない。

 

この腐乱病完治の情報は他の果樹園栽培業者にとっても有益なものとなった。

 

 

【活性石とブドウの木

 

信州名産ワインのブドウ園でも活性石は使用されている。

 

ヨーロッパのワイン国際コンクールで数度銀賞を受賞した「メルロ」「竜眼」両ワインを製造する「信濃ワイン」の塩原博太会長は「塩野崎さんの活性石を使い始めてから晩腐病(バンプ病)が激変した」と述べている。

  また、「五一ワイン」でも堆肥に活性石粉末を混ぜて地面に敷き、さらに消毒薬に活性石濾過水を混ぜ葉面散布している。

 

二年間のテスト使用の結果、病気にかかりにくく、糖度が上がり(高級ブドウの平均糖度は16度、五一ワインは20.2度)安定した生産が見込めると塩野崎さんに報告が寄せら、現在も活性石を使用中である。

 

【活性石とヤーコン

 

ヤーコンはキク科の多年草でカロリーが低く、糖尿病予防に効果があるといわれている健康野菜。

ペルーなどの原産地でも一株10本前後が標準とされているが、

ヤーコン栽培に取り組む信州のH.Hさんは塩野崎さんに相談、「活性石」でヤーコン 栽培を試みる。

  すると一株で約30本、13~14貫 のヤーコンを収穫した。 

 平成のはじめ頃、ヤーコン栽培開発に取り組む同業者 仲間は日本には数名しかいなかったが(彼らは「活性石」は使用してない) そのいずれも収穫は一株に数本であった。

 

 

 

追記

 

 塩野崎さんに以前、お話を伺ったことがある。

腐乱病の相談を受けた当時、この「活性石」が本当に効果があると確信されていたのか?と・・・彼の返事はこうでした。

 

「この石の水の浄化作用はおどろくものだった。なぜそういうパワーをこの石が有するのかは分からないが、何か力を秘めているには間違いない。水なしで生きられる生物はない。

特に植物はこの石を通した水に反応するに違いない、もっと試してみよう。そう思って庭の草花、盆栽の木などを使って様々な実験を繰り返した。

 根枯れしまったものはどうしようもなかったが、少しでも生きた細胞が残っていたのは蘇生するかのように目に見えて元気を取り戻し成長をし始めた。

  根元に「活性石」を敷き、「活性石」を混ぜた水を散布するこの方法が最も効果があった。腐乱病の相談をうけたとき、根腐れしてない限りきっと治るそういう確信はあった」と 。