子宮頸がんワクチンの義務化は大丈夫か?

政府は今年4月から子宮頸がんワクチンの接種を義務化することを閣議決定した。

 

子宮頸がんはHPV(ヒトパピローマウイルス)によって発病する。女性の80%が生涯に1度は同ウイルスに感染するといわれ、仮に感染しても大半の人はそのまま体外に排出される。そしてその感染者が子宮頸がんを発症するリスクは0.1~0.15%程度と報告されている。

  現在、子宮頸がんはワクチンによってある程度予防することができ、日本では「サーバリックス」「ガーダシル」の2種類が承認され、医療機関で接種が行われている。

接種費用を肩代わりするなど、積極的に接種を薦める自治体もあり、杉並区もその一つ。中学に入学する女子生徒に対して「中学入学お祝いワクチン」との名目で希望する生徒に対して2010年から無料で接種を行なってきた。

ところがこの杉並区で2011年10月、「サイバーリックス」の接種を受けた女子中学生が副作用を発病した。

 

ワクチン接種直後から、接種した左腕にしびれ、腫れが発症。その後全身の痛み、歩行困難などの症状が現れたため入院。1年以上を経て今年1月に復学できたが、現在も割り算ができないなど重度の後遺障害に苦しめられている。

国内の接種例は昨年8月末時点で接種した人はのべ663万5千人、そのうち副作用を発症した人は956人と報告されている。

これは接種した人の0.014%が副作用を発症したことになる。

 

 子宮頸がんワクチンの副作用の被害者数は全世界で2万8千人以上、その副作用の発症率はインフルエンザの約10倍、死亡者数は実に130人にのぼる。また、ワクチンが対応しているウイルス型は全体の60%程度と限られ、ワクチン接種の効果は6~7年程度とかなり短い。 

 

この副作用のリスクとワクチン接種による子宮がん発症予防効果を比較した場合、接種が有用とは断言できず、果たして一律に義務化する必要性があるのかはなはだ疑わしい。

現在のところマスメディアはこの問題を取り上げていない。

 

 

参考資料

 ◆allwomen.jp
http://allwomen.jp/index.html

 

【関連情報】

 

【ワクチン義務化で被害拡大】

2013年5月16日厚生労働省は4月から定期接種を始めた子宮頚ガンワクチンをめぐり現場の医師が副反応(副作用)と認めず国に未報告になっているケースについて調査に乗り出す方針を固めた。

接種後に重い健康被害に苦しむ中高生らが出ていることを受けた措置。(ワクチンの接種で発疹やけいれんなどの症状が出ることを薬の副作用と区別してして副反応という言葉を使う)副反応の範囲についても医療機関や医師向けに症例を詳しく例示して、報告の徹底と接種のリスクを十分に説明するよう求めるとしているが・・・

この4月に義務化されたばかりなのに、5月に調査に乗り出すとは異例なことだ。被害者の保護者らで作る「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」が先月接種中止を求める嘆願書を厚労省に提出したのを受け、被害実態を広く調べる必要があると判断したもの。

薬事法などに基づく医師や製薬会社の直近の報告によれば子宮頚がんワクチンの接種を受けたものは09年12月~昨年末までに計340万人。そのうち1926人が副反応を起こし、このうち重篤なものは861人に上る(未報告の数を加算すればもっと増加すると思われる)。重篤の報告数はインフルエンザの40倍。このようなことは国会で徹底的に議論されなかったのか?情報は十分にあったはずだ。この「サーバリックス」と「ガーダシル」の危険性は早くから指摘されていた。いまさら「医師に接種のリスクを十分に説明するよう求める」とは・・・

 

これから子宮頸ワクチン接種のリスクを十分説明するならば以下のような文言を記載した同意文書を保護者に渡すべきである。

 

「これは劇薬です。副反応としては最悪の場合、死に至る場合もあります。それでも接種しますか?」

 

 

【接種の積極的勧奨は控える】

2013年6月14日子宮頸がんワクチンについて厚生労働省の専門家検討会は接種後に身体に痛みを訴える中高生らが相次いでいることを受け、定期接種自体は中止しないが、積極的に接種を勧めることは一時差し控えることを決めた。

 

検討会はその理由を以下のように述べている。

①ワクチンを承認する際に副作用(副反応)として身体に痛みが出ることについて検証されていない。

②何が原因でどの程度回復するのかなどのデータがない。

③子宮頸がんは他の感染症と異なり急激に感染が広がる恐れがないなど・・・なお、検討会はこのワクチンでどれだけ副作用が発生するかこれから調査するとしている。

 

この理由づけはおかしい。

そもそもこの①・②は承認以前に調査されるべき問題ではないのか?③についても同様検討会自体、このワクチンは定期接種と位置付けるほどの必要性・緊急性はないと認めているのではないか?

 

副反応の検証がなされず、当然、その原因や回復データーもない

定期接種の必要性・緊急性もない薬を政府が後押しして小学生や高校生に押し付ける・・・ひどい話だ。

それでも中止はしないとは・・・

 

国民の健康を守るべき政府が製薬会社の利益を優先している。