子宮頸がんワクチン後の症状

 子宮頸がんワクチンの接種後に長期的に痛みなどの症状を訴える事例が相次いでいる問題で今年1月、厚生労働省の検討委員会は接種後に多様な症状が出る原因として①免疫反応や中枢神経疾患の可能性を否定、「それらは心身の反応」と結論づけ、②副作用が起きる時期も「接種から1カ月以上経過して発症する例は、接種との因果関係を積極的に疑う余地はない」としていた。

 

ころがその見解を覆す研究発表が9月4日、金沢市で開かれた日本神経免疫学会学術集会で国立病院機構静岡てんかん・神経医療センター副院長の高橋幸利医師によってなされた。

彼は北海道立子ども総合医療・療育センターとの共同研究成果として「子宮頸がんワクチン接種後の症状」について次のような研究結果を発表した。(朝日新聞)

 

【接種を受けた女性患者の髄液検査】

 髄液検査を受けたのは接種して数カ月~1年以上たってから「痛み」のほかに「視野が狭くなった」「引き算ができない」「自分の名前や母親が分からない」「強い不安や恐怖」といった多様な症状を訴える、昨秋以降に両施設で検査・治療を受けていた15~20歳の32人で、接種をしていない10~40代の女性の髄液と比較。

 その結果、32人からは炎症などを起こす様々な免疫活性物質や、白血球から作られる複数の抗体が高い数値で検出されたという。

 また、接種をした患者の髄液から検出されたのと同じ種類の抗体を、健康なマウスの脳に投与したところ、量を増やすほど、尾を上げる「不安・恐怖」の行動が強まったという。

 

 これらの研究結果から、高橋医師は「炎症を起こす物質が異常に多いと痛みに過敏になるという海外の論文が複数ある。接種後の痛みと関係があるかもしれない」また、「接種者に広くみられる不安や恐怖の症状は免疫異常が背景にあるかもしれない」と推測、「免疫異常で脳障害が起きている可能性がある」と発表した。

 

 ワクチンは健常者を対象とする為、製薬会社にとってワクチン販売量は他の薬品と違って桁数が違ってくる。

それも「接種義務化」されればその費用は税金で賄われ、莫大な費用が毎年、製薬会社に半永久的に支払われることになる。

 

(ちなみに「子宮頸がんワクチン」の接種料金は1回約17,000円。

このワクチンは3回接種しないと効果がないといわれており、一人当たり合計約50,000円かかる。10代の女性が日本に約70万人として、50,000円×70万人=350億円。この350億円が我々の税金から毎年、製薬会社に支払われる)

 

 私はワクチンが不要なものだとは思わないが、この「子宮頸がんワクチン」については問題があまりにも多すぎると思う。また、このワクチンの早期認可を強く求めていた与党の公明党副代表の女性議員の夫がこの製薬会社の顧問弁護士ともいわれ、認可にあたり何か強力な働きかけがあったのではないかと余計な疑いを抱く人も少なからずいる。問題を指摘され厚生労働省は少しずつ動き出し始めましたが「ワクチン義務化」を廃止するまでには至っていない。

 

 刑事裁判では「疑わしきは被告人に有利に」という原則があるが、不特定多数を対象とする「薬禍問題」では「疑わしきは製薬会社に不利に」とすべきだと思う。接種後の症状を患者の「心身の反応」として、患者の個人的問題とするのは残酷です。

 

「子宮頸がんワクチン義務化」は白紙に戻すべきです。